太陽に照らされた新芽がキラキラ輝き、茶畑が一年で一番美しい季節が到来!!
「今年のお茶は早いらしいね!」「新茶シーズンのお天気はどうかな?」「いよいよ新茶始まったね!」「頑張ってね!」などと、繁忙期を迎える茶業界の人々と、深蒸し茶が大好きな市民との会話も、掛川の街の風物詩のように感じます。
今日は、世界農業遺産の東山地区で、明治2年より製茶会社を営む大塚製茶さんに、今年の新茶についてお伺いしてきました。
以前のインタビュー記事はこちら
貴重な”新茶の生育の様子”を見せて頂きました
この時期の茶農家さん・茶問屋さんの朝は早い。早起きをして朝日が昇る前から働き始めるからこそ出会える景色があるそう。茶畑の上に立ち込める朝露が雲海のように広がり、朝日とともに幻想的な景色を魅せてくれる。そんな粟ヶ岳の麓、東山地区の茶畑の生育の様子を見せていただきました。
2021/3/23の茶畑の様子。冬を越し、春の訪れとともに新芽が芽吹いてきました。
2021/3/30 濃い緑の中に、黄緑色の新芽がぐんぐん成長中!
2021/4/5 茶草場農法で手間暇かけて育てられたお茶の木は、春の太陽を浴びてあっという間に成長していきます。
2021/4/9 新芽が生い茂る美しい茶畑の景色が広がります。いよいよ収穫間近!!
2021年の新茶についてずばり聞いちゃいます!
-茶市場はいつ開いたんですか?
掛川の茶市場は4月16日に開きました。
過去2番目の早さでの市場開きでしたが、多くの荒茶工場からの出品がありました。
-今年の新茶はなぜ早い?
2月・3月と例年より暖かい日が多かったことが要因だと思います。
大体桜の開花と連動していて、桜が早いとお茶も早く始まる傾向があるように思います。
-2021年、新茶の出来栄えはいかがでしょうか?
まだ始まったばかりで正確にはわかりませんが、甘みが強い良いお茶になりそうです。
-新茶はいつから買えるの?
早い新茶はお土産物屋さんなどで、すでに売り始めていますが、まだ高価です。
味ものって、価格もお手頃になってくるのはゴールデンウィークに入ってから位でしょうか。
5月に入ると1,000円/100g程度の新茶を、各社発売し始めると思います。
-掛川の深蒸し茶ファンのみなさんへメッセージをお願いできますか?
掛川の茶畑は今まさに収穫の真っ最中です!
この時期は、荒茶工場も製茶会社も夜明け前からフル稼働でお茶づくりに励んでいます。
一人でも多くの方に掛川茶の美味しさをお伝えできれば大変うれしいです。
茶農家の皆様が一年間丹精込めて作ったお茶を、綺麗な茶畑を眺めながらお楽しみください。
2021年の新茶は5月の購入がおすすめ!
過去2番目の速さで始まったという茶市場。いまかいまかと新茶を楽しみにしている方にとっては、朗報ですね!
各社、電話やHPで新茶の予約受付も始まっているそうなので、早速お気に入りの製茶会社に問い合わせてみてくださいね。
新茶を飲んで免疫力UP!! 健康長寿を目指しましょう。