長かった梅雨も明け、夏らしい季節の到来。いよいよ始まる夏休みに向け、子ども達へのお楽しみを考えているママさんたちも多いと思います。特に今年の夏は、まだまだ予断を許さないコロナ禍で、どのように過ごすのか頭を悩ませてしまいますね。そんな時におすすめの掛川市内で楽しめる自然スポットをご紹介したいと思います。
掛川の東山ってどんなところ?
掛川市民にはおなじみの「茶」文字が有名な”粟ヶ岳”がある東山地区は、世界農業遺産に指定された茶畑が広がるエリア。春には新緑の美しい「茶畑」で茶摘みをする農家さんの姿を見ることができ、「秋の七草」やここでしか見られない希少な草花に出会えます。早朝の静かな時間帯には、野生のカモシカにも出会えるかもしれません。
「世界農業遺産」とは?
世界農業遺産とは、世界的に重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を、国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する制度です。現在、世界で22ヶ国62地域、日本では11地域が認定されています。
※農水省HPより
<日本の世界農業遺産一覧>
- トキと共生する佐渡の里山(2011)
- 能登の里山里海(2011)
- 静岡の茶草場農法(2013)
- 阿蘇の草原の維持と持続的農業(2013)
- クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環 (2013)
- 清流長良川の鮎-里川における人と鮎のつながり-(2015)
- みなべ・田辺の梅システム(2015)
- 高千穂郷・椎葉山の山間地農林業複合システム(2015)
- 持続可能な水田農業を支える「大崎耕土」の伝統的水管理システム(2017)
- 静岡水わさびの伝統栽培-発祥の地が伝える人とわさびの歴史-(2018)
- にし阿波の傾斜地農耕システム(2018)
「静岡の茶草場農法」とは?
静岡県の掛川市、菊川市、島田市、牧之原市、川根本町エリアのお茶栽培では、秋から冬にかけて、茶畑の周りに点在する草地「茶草場」からススキなどの草を刈り取って、茶畑に敷く「茶草場農法」という伝統農法を継承しています。茶草を敷くことにより、土壌を豊かにし、樹勢がよくなり、美味しいお茶ができるとされています。また周辺の生態系にも良く、希少な動植物を多く見ることができるのも特徴です。
晴れた日は、粟ヶ岳の麓をドライブ♪
掛川市内で、祖父母・両親・子ども達、世代を問わず自然を楽しむなら、やっぱり粟ヶ岳がおすすめ。道の駅で買い物をしたり、自然豊かな茶畑をドライブ。時間があるならトレッキングに挑戦してみてはいかがですか。
道の駅 掛川
地元の農家さんが愛情込めて作った農産物が多く並ぶ「道の駅掛川」。野菜が高騰している今だからこそ、地域の農家さんの農産物で地域活性していきたいですね。喫茶コーナーや飲食店エリアでは、自然薯をはじめ、掛川の特産品やパン、ソフトクリームなども販売しています。コンビニも入っているので便利ですね。市外から来た方が驚くお茶の自販機「ちゃばこ」も必見です。
住所 | 〒436-0004 静岡県掛川市八坂882番地の1 |
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TEL | 0537-27-2600 |
営業時間 | 9:00から17:00まで(定休第2月曜日)
コンビニは24時間営業 |
東山「いっぷく処」
粟ヶ岳山頂へのトレッキングをするならここが玄関口。ドリンクやアイス、地元のおみやげ物などが販売されています。山頂まではここから約1時間ほどの登山になるので、しっかり準備をしてから出発しましょう。5月には向かいの谷に、たくさんのこいのぼりが並びます。新茶の緑とこいのぼりのコントラストもいいですね。
住所 | 〒436-0001 静岡県掛川市東山1173−2 |
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TEL | 0537-27-2266 |
営業時間 | 9:00から16:00 (定休日はなし)) |
粟ヶ岳山頂「かっぽしテラス」
2019年5月、粟ヶ岳の山頂にオープンしたばかりの「かっぽしテラス」。山麓の絶景を眺めながら食事を楽しめるカフェでは、限定数量のかっぽしランチ、カレーやそばなどのほかにも、軽食、デザートが用意され、東山茶を使った緑茶セット・抹茶セットなども味わえます。天気が良ければ、山頂からは伊豆半島や遠州灘、静岡空港や富士山も望めます。
住所 | 〒436-0001静岡県掛川市東山1051-1 |
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TEL | 0537-27-0845 |
入館料 | 無料 |
営業時間 | 10:00から16:00 (月曜定休※祝日の場合は翌日) |
見どころ満載の東山地区で、夏の思い出を作りましょう!