静岡県掛川市の飲食店舗のデリバリー・テイクアウト情報を集めた「カケガワデリバリーサービス」。通称、カケデリ。
そして4月22日からスタートするドライブスルー。掛川で飲食店を中心とした、新しい動きがドンドン立ち上がっています!
これは、話を聞かなければ!と、発起人の一人である、食肉ダイニングあさひの代表である加藤さんに詳細を伺ってみました!
カケデリについて
カケデリは、掛川版Uber Eats(ウーバーイーツ)と言えるサービス。提携しているお店であれば、お店に電話をするだけで、自宅までランチやディナーを運んできてくれます。
もともとデリバリーをやってみたいという想いはあったそうですが、きっかけは、掛川情報誌「BINGO」の田中さんとのこと。
田中さんが、Webサイトやチラシをすぐに用意してくれました。また、このために三台のバイクも購入して、すぐに始められる環境が整いました。
サービス開始時は、19店でしたが現在はもう少し増えているとのこと。徐々に利用者も増えていっているようです。
また、カケデリは有志のメンバーに支えられています。
現在、ドライバーさんは10人くらい。ホテルの従業員の方やスナックのママさんなど、有志が集まって対応しています。新聞屋さんの社長さんも手を貸してくれたり、掛川タクシーさんも空き時間に手を貸してくれています。
さらに、気持ちでやっているからお金はいいよと配達料を固辞する仲間も多く、集まったお金は今後の復興に使っていくとのこと。まだ手探り状態で進んでいるので、提携店は街中中心。ドライバーさんを増やしていければ、もう少し広い範囲もカバーできるかもしれないとのことでした。
2週間で話がまとまったあおぞらドライブスルー
4月22日から、掛川市と協力して飲食店さんが始めた「あおぞらドライブスルー」が始まります。
あおぞらドライブスルーでは、市内の11店舗がキッチンカー2~3台で、5公共施設(生涯学習センター、さんりーな、いこいの広場、シオーネ、し~すぽ)に集まり、ドライブスルー方式でお弁当・お惣菜を提供します。
県内でも初めて?なこの取り組み、相当なスピード感で進めれていたことがわかりました。
まず、乱雑していた掛川のテイクアウト情報やデリバリー情報を一つにまとめるように、意見書を出したとのこと。
乱雑しているとお客様も困るので、榛村議員に意見書を出して、掛川おうちごはん、かけがわごはん、掛川すてきなテイクアウト、カケデリなどを市役所のサイトにまとめてくれと要望しました。
それでできたのが、こちらのページ。テイクアウト情報が一つにまとまってわかりやすい!
次に、学校が休校になって三食作るのが大変、子どもが外に出れないということで、「食」で協力できることはないかと。それがドライブスルーでした。
今回、市内で5場所確保しているのですが、そこの駐車場を使えないかと。ここでも、榛村議員に動いていただき、ギュッとまとめて動いてくれたおかげで、信じられないスピードで実現できました。2週間もかかりませんでしたね。
本当に人に恵まれたと思っています。コロナで売上は落ち込んでいるけど、人の輪を改めて認識できました。
これだけの施設を使うとなると、各方面との調整に時間がかかり、数ヶ月かかりそうですが、なんと2週間以下と聞いてびっくり。このスピード感、掛川が誇れるところではないでしょうか?
それに、本来、コロナの影響で売上が落ちる中、自分のお店のことだけで手一杯のはず。そんな状況で人のため世の中のために動くことが、どれほどすごいことか…。
今日のランチはドライブスルーにしちゃおう!
この時期、気をつけないといけないのが、コロナと食中毒。対策は徹底して行うとのこと。
今日からドライブスルーが始まっています。場所は生涯学習センターです。詳しい時間や場所はホームページで確認できますよ。
小さなお子さんがいる家庭は子どもを車から下さなくてもいいので、とても便利ですね!私も使ってみたいと思います!