「静岡県の中でも、本屋さんが全くない市町村が増えている」という話を以前、聞いたことがありました。実際、掛川においても旧大東町には本屋さんがありません。
最近はAmazonで本を買う人が増えたことや、そもそも本が売れない時代とも言われていたりします。
でも、私たちが本から学べることは多くあり、生涯学習都市宣言を出している掛川市としては、本屋さんが減っているというのはちょっと寂しいお話なんです。
そんな中、2020年2月7日、掛川西高校近くに「高久書店」がオープンしました。
掛川西高校近くにオープンした「高久書店」
この高久書店は、走る本屋さんとして活動していた高木さんがオープンした本屋さんです。
走る本屋さんとは、本屋の無い町の子どもたち中心に本を届ける活動のこと。掛川だけではなく、静岡県内の本屋がない町にトラック1つで赴き、本を販売しています。
詳しい内容はブログに書かれています。興味ある方は、あわせて読んでみてください。
→https://note.com/books_takaku/archives/2019
昭和2年に建てられた古民家を改装
早速中にお邪魔してみると、絵本やビジネス書、週刊誌に至るまでところ狭しに並べられていました。この雰囲気は、まさに街角の本屋さん。懐かしさを感じて、心温まる気持ちになりました。
高校に近いこともあり、学校帰りに本屋さんに寄る人が多いのかな?とは思いましたが、本のラインナップを見ると、ビジネス書や小説、絵本など年齢関係なく楽しめることがわかりました。
孫を連れて、おじいちゃんやおばあちゃんが絵本をみに来るという光景もみられそうかも?ちなみに、駄菓子の販売もしていたので、小腹が空いたらよってもいいかも。
2階は昭和の掛川を覗き見できる写真スペース
2階もあるよ!とのことで、行ってみました。ここは掛川の写真が展示されているスペースで、昔の掛川の暮らしを垣間見ることができます。
掛川にデパートがあったなんて、驚きです!昔の掛川の活気が伝わってきて、親子できても楽しいなと思いました。「昔の掛川はこうだったんだよ〜」という話をききながらね〜。
今回ご紹介した「走る本屋さん高久書店」
店名 | 高久書店(走る本屋さん) |
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住所 | 掛川市掛川642-1 |