静岡県の人気ラーメン店がクラウドファンディングを開始

静岡県内の人気ラーメン店の3店舗「焼津市/粋蓮華(旧:粋蓮)」「掛川市/さすけ」「焼津市/LEO」。醤油を1から作るために、掛川市創業226年「栄醤油醸造」と一緒にラーメン用の醤油を作るプロジェクトを立ち上げています!

今回、掛川市さすけのオーナーである佐々木さんに取り組みについてお話を聞いてきました。

極限に美味しい醤油ラーメンのために

コロナ前から、毎年1回、日本の醤油蔵をめぐり、常に最高の醤油ラーメンを目指してきた佐々木さん。今回、そんな佐々木さんと、「焼津市/LEO」さん、「焼津市/粋蓮華(旧:粋蓮)」さんが、タッグを組み、醤油作りに取り組みます。その理由はたった一つ、「美味しい醤油を追求して、美味しい醤油ラーメンを作りたい」ということ。

ラーメン屋さんが作る醤油ラーメンは、基本的には複数の醤油を取り寄せて、それをブレンドして使っています。それを覆して、自分たちで醤油から作ったらどんなラーメンが誕生するのかとはじまったのが、このプロジェクトです。

そこに協力してくれることになったのが、掛川市創業226年「栄醤油醸造」さん。

醤油ラーメンを作るために、醤油を作るのは全国的にも全く聞かない話。面白いと、「栄醤油醸造」さんがこの話に乗り、1年ほど前からプロジェクトが動いています。

今後数百年で会えない醤油

今回、木桶をゼロから作り、丹波黒豆という豆を使い、醤油作りに取り組みます。世の中は、大量生産に向いたステンレスの桶ばかりですが、なんとか木桶を作れる職人も見つかり、徐々にプロジェクトは進んでいきました。

そもそも、木桶は一度作ると100年、200年と使うものです。それを、「美味しいラーメンにため」に生み出したその熱量、驚くばかりです。

このプロジェクトで、2022年2月には初絞りができる予定ですが、私たちが生きているうちに、新しい木桶が生まれる可能性はだいぶ低く、このタイミングを逃すと、初絞り」の醤油を味わえるタイミングは、全国でも100年、200年先になりそうです。

そんな歴史的な醤油を使ったラーメンを食べる方法は、クラウドファンディングで支援をするしかありません。

木桶を一つ作るだけでものすごい金額がかかり、さらに1年以上もかけて取り組んできたプロジェクトです。支援額も180万円を突破し、注目を集めていますが、まだまだ支援は必要です。

ただただ美味しい醤油ラーメンを食べたいとはじまったこのプロジェクト、まずはCampfireのページで舞台の裏側を覗いてみてください。プロジェクト期間も残りわずかです。この機会を逃しては行けませんよ!

地域活性!人気ラーメン専門店主がオーダーメイド醤油から作る巴らーめんプロジェクト

https://camp-fire.jp/projects/view/472844