2019年9月14日、掛川市連雀にあるコワーキングスペースKakegawaで、第2回掛川フリーランス交流会が開催されました!
フリーランス、副業、在宅ワークなど、新しい働き方をする人たちが総勢30人以上集まり、
- どんな仕事しているの?
- 仕事どうやってとってる?
- 生活と仕事のバランスはとれてる?
- 育児と仕事、両立できてる?
といった、仕事の話から育児の話まで、約3時間に渡って交流が行われました。
新しい時代、新しい働き方が、すぐそこまできている。そう感じるイベントでした。
Contents
「新しい働き方LAB(ラボ) 公式キャンパス」のオープニング企画と同時開催
今回のイベントは、コワーキングスペースKakegawaが、「新しい働き方LAB 公式キャンパス」の仲間入りを果たしたオープニング企画と同時に開催。
「新しい働き方LAB」とは、クラウドソーシング事業を行なっているLancersが、全国のコワーキングスペースを拠点として、「つながり」「気づき」「学び」の場を提供する取り組みです。
コワーキングスペースKakegawaは、札幌、東京、バンコクなど世界に16あるキャンパスの1つに選ばれ、今回イベントの同時開催につながりました。
イベントは、以下の4ステップで進みました。
- 登壇者による自己紹介
- 交流会スタート
- 新キャンパスオープニングイベント
- 終わりの挨拶
登壇者による自己紹介
まず、事前に選ばれていた4人のフリーランスによる、自己紹介。自分を表すキーワードを9つ用意し、自己紹介を行なわれましたよ。
やぎちゃん:派遣社員とフリーランスの掛け合わせ
トップバッターは、働き方Labで静岡県のコミュニティマネージャーをしている、やぎちゃん。生まれは神戸、大阪育ちで、現在は実家のある伊豆に住みながら、「派遣社員×フリーランス」の働き方をしているそう。
でも、なぜ派遣を選んだのか?イベントでは、そのテーマに深く触れられました。
元々は大阪のアパレル企業で仕事をしていたそうですが、職務のストレスや重圧により仕事を辞め、伊豆に移住。そこで派遣という選択肢を知ったそうです。
やぎちゃんによれば、「派遣にはメリットしかない」とのこと。一般的に、ネガティブなイメージがつきがちな「派遣」にメリットしかないというのは、会場の人たちも気になっていそうでした。
特に強調されていたメリットは、定時に終わるということ。残業がなく1日のスケジュールを立てやすいため、仕事が終わった後にスキルアップや副業に生かしやすいということでした。やぎちゃんは、その時間をフリーランスの活動にあて、現在はライターをしているそうですよ!
派遣×フリーランスは相性が良さそう!今後広がっていく可能性が高そうですね!
なぎささん:在宅でできる仕事を求めてフリーランスへ
現在、磐田を拠点にガールズイラストレーターとして活動している、なぎささん。ウェルカムボードや結婚式の贈呈品などのデザイン、SNSで使うバナーやアイコンなどの作成などを仕事としています。
なぎささんは、名古屋芸術大学を卒業後、京都のゲーム会社に勤務。結婚を機に退職し、旦那さんの実家である磐田に移住し、現在はフリーランス4年目とのこと。
仕事を辞めて次の仕事を考えていたところ、家事をしながらできる在宅の仕事をしようと思い立ったようです。そこで、今までのスキルを活かせる仕事を、クラウドソーシングで見つけフリーランスとして活動をはじめました。
最初の仕事は、似顔絵。なんと今まで似顔絵を仕事でしたことはなかったようですが、絵のタッチを気に入ったクライアントに出会い、採用してもらったとのことです。
これからは、TwitterやInstagramを活用して仕事の幅を広げていきたいとのことでした!作品はInstagramにふわっとした可愛い作品が多数掲載されていますので、ぜひフォローしてみてください。
着実に一歩ずつ進んでいる姿が印象的でした。在宅ワークで仕事をとっていく方法などを詳しく聞きたいな〜と思いました。
ちささん:「ライター×ブログ」でママの生き方を変えたい
3人のお子さんを育てている、ちささん。ブログ、ライターといった仕事をしながら、「ママの生き方を変えたい」と言っている姿が印象的でした。
もともとは「母親は子どものために生きていかないと」と思っていたそうですが、そのままではいけないと気がつき、在宅の仕事を開始。まずは、ブログを更新することからからはじめました。
しかし、軌道に乗りはじていたころ、Goolgeのアップデートがあり収益が落ち気味に。
そこから気持ちを切り替え、現在はライターとして、ブログで培ったスキルを元に子育てメディアで執筆を行なっています。
子育てをしていると、子どもがお昼寝をしている時間や早朝などの1時間や2時間を使って仕事をするしかありません。仕事中に子どもが起きてしまうことがあるという、子育てフリーランスには絶対経験がある「あるある話」も。
これからは仕事の選択肢を増やす一環として、まずは資格取得をして自分の専門分野を広げたいとのことでした。
子育てをしながら働くという苦労を知っているからこそ、言える言葉があるんだなと実感しました。今後、新しい働き方のロールモデルになるかも?
いがまんさん:ADHDと診断された27歳が全ての始まり
島田市で「総合リサイクル、中国輸入、学習塾、人材紹介」の4つの事業を行なっている、いがまんさん。今の奥さんとは出会って1日でプロポーズしたというエピソードから始まり、犬が好き、サウナが好きと個人の話しへ。
人生で大きな転機となったのは、27歳でADHDと診断されたとき。
とにかく物をなくしたり、スケジュールの管理が全くできなかったりと、今思えば、ADHDと言える症状はあったそうです。今はTwitterのプロフィールに書くほど前向きになっていますが、「当時はショックでした」と語っていました。
それから、好きなこと、得意なことをとことんやるという姿勢に切り替え、ADHDの多動全開で複数の事業を回しています。
今後の目標は、クリーンなリサイクル業界を作り、発達障害者の就労移行施設を作りに加えて、最終的には静岡県を日本でもっとも働きやすい県にしたいとのことです。
1年後、何をしているのか?いい意味で全く読めません(笑)
嶺岡議員の挨拶で交流会スタート
4人による自己紹介が終わった後、交流会がスタート。料理の提供は、掛川ビールさんにしていただきました!ビールは、ほうじ茶のビールと山椒のビールの2種類です。
料理もピザや軽食の提供。瓶ビールというのがいいですね〜!
今回は掛川市の榛村議員と嶺岡議員もイベントに顔を出していただけたので、乾杯の音頭をとっていただきました〜!
参加者は、掛川を中心に、袋井市や島田市、磐田市、浜松市、静岡市など、掛川近隣の方々も多く、こうしたイベントが必要とされていることを実感しました。事業に本気で取り組んでいる方々は、一度話だせばもう止まりません(笑)
わいわいガヤガヤ交流がひと段落したところで、掛川コワーキングスペースの新キャンパスオープニングイベント。新しい働き方Labの所長である市川さん、和歌山、バンコクのキャンパスの3拠点とオンラインでつなぎ、新キャンパスのスタートを祝いました!
Lancersの代表である秋好さんがどこかのキャンパスに突然現れるというサプライズが起きるはずだったのですが、諸事業により現れないというサプライズに変わってしまいました(笑)。
ただオンライン上で開催でお祝いの言葉をいただきましたよ〜!
かけがわランド・バンクの理事長から挨拶
最後に、NPO法人かけがわランド・バンクの理事長である丸山さんから、最後に挨拶。丸山さんは、F Baseという地域密着型の工務店の代表をしながら、地域お越しの一環としてランドバンクの理事長もやられています。近々、インタビュー記事の掲載を予定しているので、Facebookページの「いいね」をよろしくお願いします!
そして、今回のイベントの主催である、新しい働きLabの静岡県コミュニティマネージャーである長濱さん、やぎちゃんお疲れ様でした!
長濱さんは「どこにもない家」というゲストハウスを掛川にオープンしています!あわせてチェックにしてみてください!
また、ランサーズのスタッフの皆さんや他のキャンパスの方々も、お疲れ様でした!オンラインミーティング、とってもよかったです!
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