掛川市文化会館シオーネ|魅力や見どころをご紹介

縦に長い掛川市は、北部の山々から南部の海まで、自然豊かな景色がいっぱいの街。先日、少しドライブをして、大東にある文化会館シオーネに出掛けてきたので、その魅力をお届けします。

掛川市文化会館 シオーネって?

掛川市には、「掛川市生涯学習センター」・「掛川市文化会館シオーネ」・「掛川市美感ホール」と、3つの社会教育施設があります。中でも「シオーネ」は、唯一、大東地区に位置し、隣には、掛川市立大東図書館もあり、周辺市民の学びの場所として大切にされている施設です。

白波をイメージした外観と、「潮音」を語源とする「シオーネ」の名称からも伝わるように、母体を感じさせる海のように、シオーネを通して新たな文化・創造が始まることを期待し、運営されている施設です。

施設内には、車いす席や母子室が完備された「大ホール」、鏡とダンスバーを完備した「小ホール」、600人を収容できる「野外ステージ」のほか、「稽古場」、「大会議室」「小会議室」、「和室」など、規模や用途に応じてさまざまなタイプのイベントや集会に利用できます。

大きなコンサートはもちろん、ダンスなどの発表会や稽古の場、茶道や華道の場として利用したり、ビジネス会議に利用したりと、周辺市民の強い味方です。

<掛川市文化会館 シオーネ>

住所 〒437-1421静岡県掛川市大坂7373番地
TEL 0537-72-1234
HP https://kakegawa-edu.net/sione/

季節の花々が楽しめる「そよかぜ広場」

地域の教育施設というと、利用できるのは周辺市民だけと思いがちですが、実は、ここ「シオーネ」は、観光施設としても密かに人気を集めています。その秘密が、シオーネ西側に広がる2.3ヘクタールの畑「そよかぜ広場」です。

「そよかぜ広場」には、春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスと季節の花々が植えられ、地元の「東大坂花畑管理組合」の方々が、休耕田を利用して美しい景観を創り上げています。

例年3月中旬から4月下旬には、空の青とのコントラストが美しい「菜の花」が、7月中旬から下旬にかけては、「ひまわり」が、そして、10月中旬から11月初旬には、ピンクや紫、白とカラフルな「コスモス」が一面に咲き誇ります。

なんといっても、こちらのお花畑の特徴は、”お花の摘み取りが自由”なことです。一面の花畑の中を散歩した後は、お花を摘み取り自宅に戻ってからも、季節のお花を楽しめるとあって、地元の方々が、はさみを片手に訪れていました。

私も少し摘み取らせていただき、その後1週間程、お花のある華やかな生活を楽しませて頂きました。東大坂花畑管理組合のみなさまの日々の管理や努力のおかげです。ありがとうございます。

市民が手作りするコンサートがすごい!!

ここでは、「シオーネ」愛好家の方々が主催する、市民の手作りコンサートも開催されています。第17回を迎える今年は12月13日、ピアニスト佐藤元洋さんをゲストに迎え、ハーモニカやパーカッション、掛川ウインドアンサンブルなどの演奏を楽しめます。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、座席の間隔を空けてのご案内となるようです。今後、感染状況により中止となる場合もありますので、詳細は各自お問い合わせください。

お問い合わせはこちらへ。

【チケット】
プレイガイドにて発売
【チケット価格】
・前売一般 500円(当日 700円)
・前売高校生以下 300円(当日 400円)
【プレイガイド】
・掛川市文化会館シオーネ TEL 0537-72-1234
・掛川市文化財団 TEL 0537-21-1353
・掛川市生涯学習センター TEL 0537-24-7777
・掛川市美感ホール TEL 0537-23-6543
【問合せ先】
 (公財)掛川市文化財団 TEL 0537-21-1353

 

今年は、未曽有の出来事により自粛の日々が続いていますが、状況が落ち着きましたら、子ども達の学びの場としても大切な教育施設を積極的に活用していきたいですね。