黄金のボディに「がんばろう!掛川!!」の文字。掛川市公式キャラクター”茶のみやきんじろう”と疫病退散の”アマビエ”をラッピングしたタクシーが、掛川の街を盛り上げています。
市内では、”タクシーをお願いしたら黄金タクシーが来てラッキーだった”・”黄金タクシーに乗りたいから事前予約をする”といった声が聞かれ話題沸騰。
早速、黄金タクシーを運行する 「株式会社第一通商」代表取締役 齋藤隆夫さんにお話をお伺いしました。
株式会社 第一通商ってどんな会社?
創業35年、開業当初から現在に至るまで、運送業務を通じて掛川市民の暮らしを守り続けています。始まりは運転代行業務、現在では「ライフバス」や「運転代行ライフ」、「ライフタクシー」(子供110番・陣痛119番・便利屋タクシー・子育てタクシー)などを運行し、掛川市民に寄り添ったサービスを提供しています。
ライフタクシー 0120-668-909
Contents
アマビエラッピングの黄金タクシー誕生物語
黄金タクシーを作ろうと思ったきっかけ
黄金タクシーは、元々2020年東京オリンピックを盛り上げようと、昨年12月に発注を開始しました。外装は金メダルをイメージして黄金に、ナンバープレートは2020にしました。その直後に、新型コロナウイルスが流行し、黄金タクシーの発注は一時保留となりました。
どのようにしてアマビエタクシーが誕生した?
3月・4月と業界の業績が低迷し、苦しい状況を強いられる中、市民のためにできることがないかと考え、”市民を元気にしたい”・”医療従事者へ応援メッセージを!”そんな思いでたどり着いたのが、疫病退散のアマビエでした。
お客様からの評判は?
6月15日の出発式以降、評判は上々です。皆さん驚きながらも笑顔で喜んでくれています。
車を運転できない高齢者のために、高齢者割引を実施しているライフタクシーでは、昼は高齢者の利用が多いという。みなさん、突然やってくる黄金タクシーに驚きつつも、笑顔で喜んでくれるそう。
黄金タクシーは、事前予約の方優先となりますが、指名をしなくても黄金タクシーがやってくることもあるそうなので、偶然出会えた方はとてもラッキーですね!
新型コロナウィルス流行で変わったことは?
徹底した感染症対策を実施
コロナウイルス対策として、各タクシー内にはビニールシートの設置・アルコール消毒液の設置・運転手のマスク着用はもちろん、日に数回、オゾン器を利用した清掃を取り入れています。また、お客様毎に社内の消毒作業を徹底しています。
苦しい中でも市民のために稼働し続ける
コロナ禍で各業界が苦しむ中、運送業界にも大きな影を落とした新型コロナウイルス。一時期は運行存続も危ぶまれ、苦しんだという齋藤社長。そんな中でも、タクシーは足腰の弱い高齢者や妊婦さんをはじめ、市民の暮らしになくてはならないとの思いで運行を続けているそう。
便利屋タクシーを活用しよう
便利屋タクシーってなに?
ご高齢の方や在宅勤務の方などに向け、スーパーのお買い物や病院のお薬の受け取り等で感染がご心配の方向けに、買い物などの代行を行っています。
お弁当・ファストフードはもちろん、通常では配達しないお店のお料理も配達いたします。(お薬の受け取りは医師の了解を受けた方に限らせていただきます。)
新しい生活様式のもと、徐々に日常を取り戻しつつある掛川市ですが、まだまだ不安も尽きません。そんな時は、便利屋タクシーを利用してみるのもおすすめです。感染症対策をはじめ、各業務しっかりと教育をされたスタッフが、忘れ物のお届け・戸締り確認・買い物代行・家具の移動・お墓参りの同行などをお手伝いしてくれるそうです。
掛川市民の暮らしに寄り添い、サービスを運行する「株式会社 第一通商」。無事にコロナウイルスが終息した際は、当初の目的であったオリンピック応援タクシーに戻したいとのこと。アマビエタクシーに乗れるのは今だけかもしれません。タクシーを利用する際は、ぜひ黄金タクシーを予約し、一緒に疫病退散を願いたいですね。