【2/13まで】掛川えんとつ町のプペル~光る絵本展開催中!初日の様子をレポします!

先日、「えんとつ町のプペル 光る絵本展in掛川」の開催に向けての活動や、クラウドファンディングについてお伝えさせていただきましたが、多くのボランティアさん、クラウドファンディングのご協力により、無事に絵本展が開催されています♪

プペル展基本情報についてはこちら⇒ http://kakegawa.site/2021/01/08/puperu/

早速開催初日に潜入してきましたので、主催の皆さんのお声とともに、レポートさせていただきます。

10ヶ月越しの夢が実現!”やれて良かったなあ・・・。”

当初2020年4月の開催予定で、主催の渡邉さんと90名以上のボランティアスタッフの皆さんが準備を進めていた「えんとつ町のプペル 光る絵本展in掛川」。

子ども達の笑顔のためにと、多くの方が夢の実現に全力で向かっている最中で、新型コロナウイルスによる開催延期という苦しい決断を迫られました。

あれから10ヶ月。。。

たくさんの苦労を経て、無事に「えんとつ町のプペル 光る絵本展in掛川」開催初日を迎えた会場では、そんな苦労などなかったかのような皆さんの笑顔が輝いていました。

テキパキと会場内を取りまとめる渡邉さんに”今日の日を迎えられたお気持ち”をお伺いしました。

-今日の開催初日を迎えられたお気持ちをお伺いできますか?

渡邉さん:「やれてよかったなあ・・・。」

一言そうつぶやいた渡邉さん。これまでの苦労や頑張り、ボランティアスタッフさん達への想いなど、この言葉に全てが詰まっているように感じました。

渡邉さん:「コロナで延期になって、みんなのモチベーションが下がってしまった時期があったり、見通しがつかない不安があったので、ほんとに今日を迎えられてよかったなと思います」。

安堵と不安、希望、そんな気持ちが織り交じる開催初日を迎えた渡邉さんの表情が印象的でした。

そして、感染対策を徹底し、予約制での開催、来場者の連絡先管理など、通常のイベント以上にケアが必要な中、スタッフの皆さんが一丸となって頑張っている姿を目の当たりにし、このイベントの大成功を願わずにはいられません。

-イベントを楽しみにしているお子さまや市内のみなさんにメッセージなどありますか?

渡邉さん:「正直、不要不急という言葉の捉え方は人それぞれなので、怖いなと思う方もいらっしゃると思います。今回は、オリジナルの読み聞かせ動画を作成していますので、自宅で動画を見て楽しんで貰ったり、今後動画スタッフが現場の様子を動画でレポートしたりする予定なので、そちらで楽しんで貰えたらと思います。」

会場に来たいけど来られないお子さまたちへの想いを口にする渡邉さん。

会場に行かれる際は、感染対策マナーを守り、光る絵本の世界を楽しみたいですね。そして、来られない方々は、ボランティアスタッフの方々が一生懸命作ったオリジナル動画で一緒にこのイベントを楽しみましょう!

「えんとつ町のプペル 光る絵本展in掛川」に潜入!

それでは早速、会場の様子をレポしていきたいと思います。

会場は、掛川市立図書館の西側、仰徳記念館。

ゲートの前では、プペルTシャツを着た渡邉さんやボランティアの皆さんが笑顔で迎えてくれました。

受付では来場者全員の連絡先の記入、アルコール消毒の設置など、感染対策がしっかり行われていました。

料金を支払いチケットを受け取ります。4種類のチケットはプペルの名シーンがデザインされていて、これだけで子ども達はワクワク。

子ども心をくすぐるガチャガチャも用意されていますよ!!

物販スペースもあり、限定Tシャツやマスクなどが販売されているので、プペルグッズを購入したい方は必見です!!

大講堂前の受付を終え、仰徳記念館へと進むと、靴を脱ぎ、入り口での検温。

掛川市の指定有形文化財の建物の中で、行われる絵本展。

仰徳記念館の落ち着いた雰囲気がとても心地よく、子ども達にとっても、歴史的建造物に触れるとても良い機会ですね。

入口すぐ横では、プペルを読んだことのない人でも安心の”読み聞かせDVD”が上映されています。

このDVD、掛川でのイベントボランティアの皆さんが声優をされているんだそう。掛川オリジナル読み聞かせ動画は現在YouTubeでも限定公開中。DVDも自由にお持ち帰りできるので、おうちに帰ってからもプペルの世界を楽しめちゃいます!

いざ、メイン会場へ進むと、真っ暗な部屋の中で、プペルの美しい絵本の世界が目に飛び込んできます。幼稚園児のお子さんでも見やすいように、子どもの目線で鑑賞できる高さに配置されており、子ども達も真剣な眼差しで絵を見つめていました。

絵本を読んだ人なら、セリフを思い浮かべながら。。。。物語の世界へと入り込めます。

ストーリーを知らない方でも、頭の中の想像力を働かせて、美しいアートの世界を楽しむことができますね。

会場内には、飲食店の出店もありますよ♪美味しいランチをテイクアウトをしてみませんか?

今回、会場には、「プペルバス」もやってきています!

バスには乗車することができ、掛川展示会場オリジナル、スタッフが一生懸命に作ったプペルとルビッチがバスの中でお出迎えしてくれています。

一緒に帽子をかぶってお写真を撮ることもできるので、お楽しみに!!

「えんとつ町のプペル」の絵本が大好きな人、映画を見て好きになった人、この展示がきっかけでプペルを知った人。

さまざまなきっかけで、出会いはやってきます。

プペルを知っている人はもちろん、知らない人も、きっとプペルを好きになる、そんな温かい絵本展でした。

物語には、子どもだけでなく、大人も涙してしまうような感動のストーリーが込められています。絵本を描いた西野さんは、「えんとつ町は現代社会の風刺」とおっしゃっています。誰でも経験したことがあるような、でも大人になるとともに忘れていってしまっている大切な気持ちを思い出させてくれます。

「えんとつ町のプペル 光る絵本展in掛川」は、2/13までの開催です。

感染対策を行い、事前予約をして、楽しんできてくださいね♪